なんか臭うと思ったら下水管が水漏れ

キッチンの排水口から悪臭が漂ってくるというのは、夏の蒸し暑い時期にはたまに経験があります。ただし、近年のキッチンはよくできており、シンク下にあるU字型の排水トラップと称する排水管が下水からの悪臭をシャットアウトしてくれているようなのです。ちなみに、そのU字型の排水管内には水が貯まるようになっており、その水が悪臭がシンクまで這いあがってこないようにしてくれているようですね。おまけに排水管内の水は、キッチンで水を流す度に入れ替わるような仕組みになっており、排水管内には常に新しい水が停滞しているというようになっているようですね。

それから、トイレの場合にも便器の底には絶えず水が貯まるようになっています。ただし、そうした機能を持った排水トラップでも、排水管自体がひどく汚れているという場合や、排水管以外のところから下水の臭いが家に入ってくるという場合には効果はないでしょうね。例えば、下水管自体が水漏れをしているという場合には、排水管を通さずに直接家の中に悪臭が漂ってくるかもしれませんね。もちろんそうしたケースというのは、下水工事の際の不手際や下水管の劣化という問題にもなってくるので、市役所などに相談する必要があるのかもしれませんね。あるいは賃貸住宅の場合には、市が管轄している下水管の前段階でもある建物内にある下水管が損傷しているというケースもあるでしょうね。従って、こうした下水管の水漏れトラブルについてネットで調べてみると、「なんか臭うと思ったら下水管から水漏れ」という被害をネットに投稿している方もいらっしゃいます。とくに賃貸住宅にもなると、建物内にも多くの排水管が設置されているので、建物内にある下水用の排水管が劣化していたり腐食したりしていると、悪臭が建物内にも充満するかもしれませんね。そんな場合には、市役所というよりも賃貸住宅のオーナーや管理不動産会社に相談するべきでしょうね。